2016年4月5日火曜日

斜身靠(シエセンカオ)

今日の火曜48式のお教室では2段の最初、「斜身靠」(シエセンカオ)をやりました。

1段最後「攬雀尾」を終えた姿勢から後坐して、つま先を上げ左足を正面に戻しながら両手を左右に開きます。そのとき、両腕を広げすぎないように、左手は元の位置に残したまま、右手を開く気持ちで分けます。

私の場合は右足の重心が問題でした。「後坐」をで下がりすぎた勢いで正面を向くと、右足の外側に重心が行ってしまい、足の裏は全部付かないし、おしりが出てしまいます。「後坐」は少しでOK。身体の半分だけ回す気持ちで正面を向くと、きれいに右足が付いていました。

歩幅をとって右足を右方向に出し、下半身は弓歩へ移ります。(左足は蹴り出します。)手は分掌から胸の前で交差させる。この動作は、相手が打ってくるのを左手で受けていると考えるそうです。交差させた両手は軽く前へ押しだし「掤」させてから、拳にしながら上下に分け開きます。

手を拳にするタイミングは自然でよいということでした。昔初めて48式を習ったときを思い出して「右足を出したときに手が『×』、つま先を付けたら拳を握るですか?」と聞いたら、「結果としてそのくらいのタイミングになる」んだそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿