2016年10月4日火曜日

弓歩のときの歩幅

今日の火曜の教室では48式の一段で、歩幅をきちんと正しく取れているかを確認しました。「歩幅」は、歩くときの歩幅と違って、この場合は右足と左足の内側がどれだけ空いているかです。太極拳ではほとんどの場合足はクロスしません。一段の中での例外は「搬攔捶」で出す足だけクロスしてOKだそうです。

ではその他の弓歩では「歩幅」はどれだけ空いていればよいでしょう?基本的に2種類だそうです。

「摟膝拗歩」のように、前足と反対側の手で攻撃している「拗歩」のとき、歩幅(両足の土踏まずの間)は拳2つ分。

「攬雀尾」の「掤」ように、前足と同じ側の手で攻撃している「順歩」のとき、歩幅は拳一つ分。これを踏まえれば、「捋擠勢」も歩幅は拳一つ分ということになるそう。


ちなみに、「白鶴亮翅」などの「虚歩」では、歩幅はほとんどなしが正しく、開きすぎても、また足がクロスしてしまってもダメだそうです。

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